扇風機の消費電力と涼しく節電できる魔法のような得策

扇風機

毎年、日本特有のジメジメとした暑い夏がやってきます。

ほとんどの方がエアコンを使いこの暑い夏を乗り切っています。しかし、中では「扇風機」をお使いになっている方もおられるのではないでしょうか?

そして、そのほとんどが「電気代」を気にしているのではないでしょうか?

扇風機はいくつもの種類があります。また、その種類によって消費電力も違います。つまり、扇風機の中でもかかる電気代は違うということです。

そこで今回は「扇風機の種類と消費電力」について、また「涼しく快適で、尚且つ消費電力を抑え節電できる得策」について調査しました。

扇風機の種類と消費電力

扇風機にはいくつか種類があります。価格帯もそうですが、使うシーンで分かれている物もあります。また、その種類によって消費電力が違うので、節電効果ももちろん違います。

代表的な扇風機の種類と、消費電力の違いを紹介していきますので参考にして下さい。

1.ACモーター扇風機

ACモーターの「AC」とはAlternating Currentの略で交流(交流電流)のことです。一般家庭のコンセントに通電している100V交流電気を、そのまま交流電気で動くモーターに流して、プロペラを回して風を生み出すタイプです。

ACモーター扇風機

こちらは様々なシーンに合わせて作られているため、卓上や壁掛けといった種類があり、最も多く家庭で使われています。最大の特徴としては羽が大きく、そのため風量が多い、また比較的構造が簡易で安価であるという事です。5,000円も出せば、有名なメーカーの物も購入することができます。

家庭で多く使われ人気がある秘密は、やはり価格でしょう。「扇風機はあくまでサブ的な物」と考える方が多いので、安価な物を選ぶのだと思われます。

しかしデメリットも勿論あります。商品にもよりますが、ACモーター扇風機の最低消費電力は33Wと、ワンランク上のDCモーター扇風機と比べると高くなっています。

最近では、消費電力の少ないDCモーター扇風機を選ぶ人が増えた為、ACモーター扇風機はインテリア性を重視した物が多くなっています。

私は、ACモーター扇風機はおすすめできません。理由としては、電気代を気にして扇風機を使用するのだから、消費電力が少なく節電できる扇風機を使うべきだと思うからです。しかし、電気代を気にしてなく「扇風機が好きだから」「エアコンが苦手だから」といった方は別ですね。

2.DCモーター扇風機

DCモーターの「DC」はDirect Currentの略で直流(直流電流)のことです。固定子に永久磁石を使い、回転子(電機子)に コイルを使って構成されたもので、電機子に流れる電流の向きを切り替えることで磁力の反発、吸引の力で回転力を生成させます。

DCモーター扇風機

DCモーター扇風機の特徴としては、消費電力が少ないということです。最低消費電力はわずか2Wとなります。ACモーター扇風機と比べるとはるかに低く、同じ風量でも半分以下の電力で使用できます。

また、DCモーターは回転を低速から高速まで幅広く設定することが出来るため、風量調整をより細かく設定が可能です。その為、自然な風に近い微風を作り出すことができます。「DC扇風機は静音」というのはここから言われていると思われます。

実際に私は、家電量販店でACとDCの扇風機を使用感を比べた事があります。ダントツにDCモーターの扇風機が良いです。自然な風はなんだか心地よく、柔らかい感じがします。これだと、就寝時に使用しても爽やかな朝が迎えられそうです。

3.サーキュレーター・送風機

こちらは「扇風機」とは少し異なりますが、類似した物として取り上げております。

サーキュレーター・送風機とは、直進性の高い風を発生させ空気を循環する性能に特化した家電製品です。扇風機と違って、床・卓上に設置し風向きは上下するタイプが主となります。

送風機

また、一般的な扇風機に比べて風量が強く、拡散せず遠くまで届く風を作ります。「風を送る」という意味で特化していますね。

消費電力は30W~60W程度のものが多く、仮に50Wだとした場合、1日に8時間稼働させっぱなしにした場合、1日の電気代は10円程度とACモーターの扇風機とさほど変わりません。

サーキュレーターの中には、コンセントを使わず電池やバッテリーで動く物もあります。これだと、洗濯物を外で乾かす時やアウトドアで使用する事ができます。

どちらかというと、室内より室外での使用に向いており、遠くまで届く風は、広い倉庫での使用やエアコンの風を隣の部屋などに送りたいというシーンで活躍する物ですね。

4.冷風機

こちらは「扇風機」とは少し異なりますが、類似した物として取り上げております。

冷風機とは家庭用クーラーと同様の原理で、吸い込んだ空気を本体内部で冷却して送風する局所冷房装置の一つです。エアコンとの違いは、前面から冷風・後方から温風が出る為、室内機と室外機が一体になったものといったところでしょう。

冷風機

消費電力は大体40W前後程度です。エアコンと同じ原理ですが、小型の為、扇風機よりも若干高いくらいとなります。

メリットは、持ち運びができるという事です。

冷風機は、「スポットクーラー」「スポットエアコン」とも呼ばれており、冷風を生み出しますが、その名のとおり風が当たる部分しか涼しくありません。エアコンと違い部屋全体を涼しくすることはできないのです。

理由は、前方から冷風は出ますが、後方からの温風の方が強い為です。閉めきった部屋での使用は逆に部屋の温度を高くします。広い倉庫での使用や温風を窓等から外に排出するなどしないと、たとえ冷風でも部屋での冷房効果は発揮しないでしょう。

それぞれの扇風機の消費電力と電気代

これまで扇風機の種類を説明してきましたが、実際どのくらい電気代に差があるのかを紹介していきます。

電気代は各電力会社で多少異なりますが、仕組みとしてはこうなります。

【 kW数 × 1kWh 単価(全国電気料金の平均は22円) × 時間 = 電気代 】

消費電力が30Wで1時間使用した場合、30W=0.03kWですので

0.03×22円×1時間=0.66円

と、なります。

・40Wの場合
0.04×22円×1時間=0.88円

・50Wの場合
0.05×22円×1時間=1.1円

それぞれの扇風機の、消費電力と電気代を表でまとめましたので参考にしてください。
※同じ種類の扇風機でも商品によっては消費電力が違うため多少のズレがあります。

  最低消費電力 電気代(1H) 1日の電気代(6H) 1ヶ月の電気代(1日6H)
AC扇風機 33W 0.726円 4.356円 130.68円
DC扇風機 2W 0.044円 0.264円 7.92円
サーキュレーター 30W 0.66円 3.96円 118.8円
冷風機 40W 0.88円 5.28円 158.4円

やはり、圧倒的にDCモーターの扇風機が安くなりますね。この決定的な差を家電量販店等が売り込み、現在需要が徐々に高くなっているのでしょう。

本当の節電とは

扇風機の種類について前文で紹介しておりますが、そちらを見る限り節電するなら

「扇風機をDCモーターの物にすればいい!」

そう思いでは無いでしょうか。しかしそれは本当に経済的なのでしょうか?また、節電するとしても本来の目的である「涼しい」をきちんと満たしていますか?

そもそも扇風機の消費電力を見ても、ACモーター扇風機でも30W程度です。月の電気代は数百円程度にしかなりません。DCモーター扇風機で節電しても数十円~数百円です。

夏の電気代が高くなる理由・節約しなくてはいけないと思う原因は、扇風機よりもむしろ「エアコン」にあります。涼しさを満たし、エアコンをいかに節約するかが重要になってくるわけなのです。

エアコン

●エアコンの消費電力と電気代
※エアコンの消費電力は外気温や室内温度・商品の違いによって大きく左右されますので、消費電力を定量的に判断することは非常に困難です。参考として、部屋の広さと冷房能力の目安を示します。

  冷房能力(消費電力) 電気代(1H) 1日の電気代(6H) 1ヶ月の電気代(1日6H)
6畳 2.2kW(約440W) 9.68円 58.08円 1742.4円
8畳 2.5kW(約500W) 11円 66円 1980円
10畳 2.8kW(約560W) 12.32円 73.92円 2217.6円
12畳 3.6kW(約720W) 15.84円 95.04円 2851.2円
14畳 4.0kW(約800W) 17.6円 105.6円 3168円
16畳 5.2kW(約1,040W) 22.88円 137.28円 4118.4円

エアコンと扇風機を併用させる

一番の節電はエアコンと扇風機を併用させる事です。併用すると体感温度を2~3℃下げる事ができ、エアコンの快適な設定温度を上げることができます。

ちなみに、エアコンは設定温度を1℃上げると(冷房時)約10%もの節電になると言われています。これは大きなポイントですね。

しかし、ただ併用させるだけではいけません。空気の循環を考え扇風機を回す事で、「涼しい」という本来の目的を最大にできるのです。

エアコンと併用時、効果的な扇風機の位置と向き

エアコンと併用させるとしても、その目的によって扇風機の使い方が異なります。最も代表的な目的は3つあります。

  • 自信の体感温度を下げる
  • エアコンの風が届きにくい場所に風を送る
  • 部屋全体を涼しくする

これらの中で、「自信の体感温度を下げる」「エアコンの風が届きにくい場所に風を送る」の2つは単純に考えれば簡単です。自信の体感温度を下げるには、扇風機の風を直に当てるだけで、エアコンの風が届きにくい場所には、冷気が溜まっている場所から送りたい方向に向け扇風機を設置するだけです。しかし、3つ目の「部屋全体を涼しくする」にはちょっとしたコツがあります。そして、この部屋全体というのは非常に大事なポイントです。

実際エアコンを使用すると、冷えた空気は下に行き上の方がどうしても温かくなってしまいます。エアコンのセンサーは部屋の上部を感知する為、快適な設定温度は難しくなり冷房効果の効率も悪くなるので、部屋全体を涼しくしなければいけません。

また、部屋全体というのは複数人に対して効果があります。エアコンを使う意味と長所を最大限に活かしていますよね。

効果的な扇風機の位置と向きは、シーンによって異なりますので3つ紹介していきます。

●下に溜まった冷気を部屋全体に循環させる扇風機の位置と向き

扇風機を、エアコンと向かい合わせの壁方向に向けて置き、冷気が壁にそって天井方向へ行く様に回します。

効果的な扇風機の位置と向き

●エアコン1台で2部屋全体に循環させる扇風機の位置と向き

扇風機を、エアコンの風が届きにくい部屋の向かい合わせの壁方向に向けて置き、冷気が壁にそって天井方向へ行く様に回します。

効果的な扇風機の位置と向き

●直接当たるエアコンの冷風を、部屋全体に循環させる扇風機の位置と向き

扇風機を、エアコンと向かい合わせに置き、なるべく低い位置から風を上に押し上げるように角度を上にし回します。

効果的な扇風機の位置と向き

これらを全て見て分かるように、共通して部屋全体を効率よく冷やしたい場合に言えることは、部屋の空気を対流させる事がポイントなんです。

「エアコンと扇風機の併用」を行うことで、冷房効果の効率を良くし、結果、節電に繋がります。皆様も是非一度お試しください。

最後に

エアコンの電気代というものは、改めて見直してみるとすごいものだ。それに比べて扇風機の消費電力・電気代はそこまで多くはない。

快適で尚且つ効率の良い節約は、色んな意味で将来大きなモノになるだろう。

あなたの身の回りも一度見直してみてはいかがでしょうか。意外に簡単に改善されるかもしれませんね。

博士ペンギン
 
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